Windows 10(バージョン2004)対応版「ActiveImage Protector 2018-REの新ビルドUpdate 7(5.1.11.6326)」をリリースしました。
なお、本ビルドよりスナップショット作成時にセクターの変更箇所を取得する手法をトラッキングドライバーから新たな手法『Changed Block Comparison Technology(CBC)』に変更いたしました。
CBCの詳細につきましては、開発元資料をご参照ください。
- 営業資料
Changed Block Comparison Technology - ホワイトペーパー
CBC テクノロジーのホワイトペーパー
更新内容
- Windows10 May 2020 Update(バージョン2004)に対応しました。
- Windows ADK for Windows 10 バージョン2004 を使用して起動環境を作成できるようになりました。
- 増分バックアップの処理方式を、変更トラッキング ドライバーによるセクター トラッキング方式から CBC(Changed Block Comparison)方式に変更しました。
※FAT/FAT32、ReFS は差分での処理となります。 - このバージョンよりサポートOSは次のものとなります。
Windows 7(x86/x64)以降の Windows Desktop OS、Windows Server 2008 R2 以降の Windows Server OS
※Windows Server 2008 はサポート対象外となります。 - イメージ ファイル バージョンが[210]になりました。
古いバージョンのActiveImage Protector -RE(起動環境も含む)では、イメージファイルバージョンが[210]のファイルは認識しないため、復元やマウントなどで使用することはできません。
最新のUpdate7(5.1.11.6326)のActiveImageProtector -RE や起動環境を使用してください。 - システム再起動の必要なくインストール/アンインストールができるようになりました。
※以前のバージョンからアップグレードを行った場合はシステムの再起動が必要になります。
修正内容
- アップグレード/インストール中にファイル展開エラーが発生する問題
- ベース イメージが無い状態で増分バックアップのスケジュールが動作するとタスクがエラーとなる問題
- 新規インストール後にスケジュールを作成すると次回実行日時が N/A となりスケジュールが正しく実行されない問題
- Windows 10 Home でシャットダウン/再起動時のバックアップが正常に動作しない問題
- クラウド ストレージへの処理実行中に対象サービスへの接続エラーが発生すると、再接続後に処理が最初からやり直される問題
- Amazon S3 へ大容量のデータをレプリケーションするとエラーとなる問題
- そのほかの細かな問題