サポート終了OSの移行はどうしたら… P2V? 新OSへデータ移行?
迷ったら『ActiveImage Protector –RE Virtual』にお任せ!
2023年10月にサポート終了するWindows Server 2012/2012 R2
Windows Server 2012/2012 R2は2023年10月10日にマイクロソフトのサポートが終了します。
サポート終了は、定期的なセキュリティ更新プログラムが今後提供されなくなることを意味しますので、下記のようなリスクを抱えています。
ハードウェア故障のリスク
サポート未対応のリスク
セキュリティリスク
株式会社MM総研が発表する「国内Windows Server 2012稼働台数調査(2021年6月)」によると、2021年6月時点ではWindows Server 2012/2012 R2が約45万台稼動しているといわれ、2023年10月のサポート終了時でもまだ約20万台あるであろうと予測しています。
さらに、Windows Server 2012/2012 R2の移行先については、約70%がオンプレミス環境を検討中または調査中との回答があったとのことです。
navigate_next出典:株式会社MM総研「国内Windows Server 2012稼働台数調査」(2021年6月)
サポート終了OSの移行を考えるならば、まずは『イメージバックアップ』!
今まで使用していたOSがサポート終了するからといって、すぐに新しいOSへ切り替えることは中々難しいのが現状です。
その際考えなくてはならないのが【移行 = マイグレーション】です。
マイグレーションとは、移行、移転、移住、移動、乗換などの意味を持つ英単語『migration』のことで、既存の機器に構築されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションなどのすべてもしくは一部を、新しく用意した別の機器へ入れ替えることを【マイグレーション】というようになりました。
マイグレーションの手法としては様々なものがありますが、マイグレーション作業を行う上で実施すべきこととして「移行するOS全体のバックアップの作成」となります。
OS全体のバックアップを『イメージバックアップ』で作成していれば、P2Vによるレガシーマイグレーションはもちろんのこと、データマイグレーションなど必要なものをマイグレーションすることができます。
まさに「大は小を兼ねる」となります!
- その他のマイグレーションの手法やマイグレーションについての詳細については【バックアップコラム:マイグレーションとは?】をご参照ください。
マイグレーション(移行)で一番検討されているのが『P2V』!
P2Vとは【Physical to Virtual】の略で、あるコンピュータ上で稼働しているシステムを丸ごと他のシステムに移行するマイグレーション技術の1つで、物理マシン(physical)から仮想マシン(virtual)へ移すことです。
P2Vのメリットといえば『今までのシステムを新しい仮想マシン環境で簡単に移行でき、システムの使用を延命できる』ため、短時間で簡単に業務が再開できる状態にすることが可能です。
オンプレミス環境における『P2V』作業でおススメの【ActiveImage Protector –RE】製品は?
弊社製品『ActiveImage Protector –RE』には、P2V作業に最適な製品が2つあります!目的や作業に合わせてぜひご検討ください。
- ActiveImage Protector 2022-REでは、Windows Server 2012はサポート対象外となります。対応OSはこちら
ラインナップ |
仮想環境向け
|
IT エンジニア向け
|
---|---|---|
P2V作業 |
〇 |
〇 |
移行先でのバックアップ |
〇 |
× |
ライセンス |
ホスト1台に対し仮想マシン無制限 |
1年の利用期間内であればWindows OSの種類や、物理/仮想も問わず、台数は無制限 |
特徴 |
仮想マシンに対して
|
OSにインストールせずに
|
製品紹介Webページ |
P2V後、仮想マシンのバックアップも作成するなら【ActiveImage Protector –RE Virtual】!
P2V後もオンプレミス環境の仮想マシンバックアップを作成するならば、【ActiveImage Protector –RE Virtual】がおススメ!
【ActiveImage Protector –RE Virtual】を購入すれば、別途オプション製品必要なく、仮想マシンのバックアップの方法として、エージェントインストールタイプとエージェントレスタイプを任意に設定することができます!
さらに、ホストOSがWindows Server OSで移行先がHyper-V上の仮想マシンの場合は、ホスト丸ごとで仮想マシンのバックアップも作成できる方法も合わせた3のタイプを環境に合わせて自由に選ぶことができます。
用途/導入先 | バックアップ方式 | 仮想サーバーの バックアップ |
仮想サーバー側VSS | 仮想サーバー復元 | ファイル復元 | マウント | 構成図 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基幹システム | エージェント インストール |
仮想サーバー側 | 〇 | 任意の仮想サーバー 新規仮想サーバー |
〇 | 〇 | |
ADなど | エージェントレス | HyperAgent | △ | 新規仮想サーバー 新規仮想ディスク |
〇 | × | |
負荷軽減 | ReZoom it 復元 | ホストバックアップ | △ | 新規仮想サーバー (ReZoom it!) |
× | × |
まとめ
2023年10月にサポート終了するWindows Server 2012/2012 R2。
今までの資産を有効活用するならば、まずはOS全体のバックアップを『イメージバックアップ』で作成することをおススメ!
丸ごとバックアップを作成しておけば、データのみを移行することもP2Vによるマイグレーションも行えます。
もし、Hyper-V環境へP2Vするならば断然【ActiveImage Protector –RE Virtual】がお得!
P2V移行作業もP2V後の仮想マシンのバックアップも【ActiveImage Protector –RE Virtual】で、追加料金なく作業行えます。
仮想マシンのバックアップも3つのタイプ(エージェントインストール・エージェントレス・ホスト丸ごと)から任意に選択も可能です。
ぜひ気になる方はお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
名前:あおい
担当プリセールスリーダー
バックアップ製品に携わり十数年。
今は桜子ちゃんにお任せして後ろに控え、バックアップ製品のように見守っています!
バックアップコラムナンバー
- RPOとRTOはどう違う?バックアップツールを選定する際によく聞くRPO・RTOについて
- BCP対策に有効なバックアップイメージファイルのレプリケーションとは?
- フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの違いとは?
それぞれのバックアップの比較 - 仮想環境のランサムウェア対策はこれで決まり! Hyper-V仮想マシンのバックアップをLTOへ保存する方法をご紹介
- サポート終了OSの移行はどうしたら… P2V? 新OSへデータ移行?
- ランサムウェア対策として有効な「オフラインバックアップ」とは?
- マイグレーションとは? その意味、メリット、使用シチュエーション、方法をご紹介!
- 今さら聞けない…P2V 3つのコツ!
- バックアップファイルのランサムウェア対策 その② RDXの活用
- 低コストDR対策 その② 追加導入費用約5万円で遠隔地へのDR対策が可能!【vStandby AIP】
- 低コストDR対策 その① ActiveImage Protector -RE だけでスタンバイ機実装可能!【vStandby】
- 中小企業の情シスお助けツール ③集中管理!複数台にスケジュール一斉適用&監視ツール【ActiveVisor-RE】
- 中小企業の情シスお助けツール ②簡単!ファイル復元
- 中小企業の情シスお助けツール ①Windows 10 への移行
- Windows アップデートの不具合やトラブルに備え、PCバックアップは必要不可欠!
- 保存先の容量を大幅に縮小! 重複排除圧縮機能
- ActiveImage Protector 2018-RE 便利な新機能編③ イメージブート機能
- ActiveImage Protector 2018-RE 便利な新機能編② USB HDD 1台でディスク丸ごと復元
- 保守契約って必要なの?
- ActiveImage Protector 2018-RE 便利な新機能編 ①ファイル復元
- ウィルスに感染してもすぐに復旧!PC20台のマシン保護
- バックアップファイルのランサムウェア対策
- サーバー全体のバックアップ
- イメージバックアップとファイルバックアップ